50日目
視野を広く
みなさんこんにちは、そしてこんばんは。
今回からは、何度かにブログを分けて、
オックスフォード留学でのアートのクラスで「最後に制作した作品」について、
思い出しながら書いていきたいと思います!
【 表現したいもの 】
オックスフォードでの生活も、もうすぐ1年となる頃に
「卒業作品」の課題が出されました。
コンセプトは「自由」。
自分が一番表現したいものを、
希望する学科・科目(私の場合イラストレーションでした)で表現する
というのが最後の課題でした。
「私が」表現したいもの。
初めは頭の中が真っ白でした。
「表現したい?何を?何のために?誰に向けて?...」
疑問だけ頭に浮かびました。
課題が出されたその日の授業の帰り道、
クラスメイトと一緒にお互いどういうものを創る予定か話していたのを覚えています。
確かその時は、もう直ぐに表現したいものが決まっていたクラスメイトもいれば、私のように全く分からない状態の子もいました。
その後何日間かは、
公園や街中を歩きながら「自分は一体何を表現すべきなんだろう?」と
自分自身に問いかけて、答えを探そうとしていました。
でも、いつになっても答えなど見つからず。。
初めから行き詰まっていた私をみかねて
あるクラスメイトがよく私を気遣ってくれていました。
何を表現すべきか分からない。と彼女に相談すると、
彼女は決まって
「あなたが”表現したいもの”でいいの。
誰か・何かから無理やり要求されて ”表現すべきもの”なんて誰だって作れる。
あなた自身が心から”表現したい”ものを創ることが特別で重要だと思う。」
と真剣に私に言ってくれていたのを覚えています。
「表現すべき(Should)」ではなく「表現したい(want)」もの
今もそうですが、ルールや規則に囚われがちな私には、
いつも視野を広げるために固執した考えから抜け出すためのアドバイスをしてくれる仲間や友人、家族の存在があったと、
このブログを書いていて気づきました。
この時も、彼女が私にそう言いかけてくれたから、
視野が広がり、1人では見つけ出せなかった「表現したいもの」をどみつけることができました。
芸術家としての存在意義を少しだけ見つけたのこともあって、
その瞬間初めて、最後の課題が楽しく感じて、
何よりも、自分が何がしたいかに気づけたことが嬉しくて、嬉しくてたまらなかったです。
はい!今回はここまでにします!
次回は、オックスフォード生活最後、やっと見つけた「表現したいもの」について書いていきたいと思います!
いつも最後まで読んでくださりありがとうございます☆
また来週お会いしましょう٩(ˊᗜˋ*)و ♪