夢

47日目

優先順位

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みなさんこんにちは、そしてこんばんは。



今回のブログは、 オックスフォードカレッジでのアートの授業で感じた国・文化の違いを思い出しながら書いていきたいと思います!




【 やるべきこと 】




アートの授業では、特に国々の性格や個性を体感する機会が沢山ありました。

その中でも一番衝撃的だったことは、



「宿題=やらなくてもいい」と考えるクラスメイトが大半だったことです。



私の行っていた日本の学校では、

宿題をやって来ないと公開処刑みたいに授業で名前を上げられ、

居残りや元々の宿題の量に加えて倍の量の課題を課せられることが当たり前でした。



日本の学校にいたときは、宿題に対して何となく「先生に怒られるのがいやだから...」とか「とにかくやるべきことだからやらないと...」と思っていて、私自身の中でも、



宿題をやること=当たり前


という概念があり、課されたものは必ずやるべきだと思っていました。




でも、イギリスのアートの授業では、宿題がない時の方が多く、

宿題が出ても、当然のように宿題をやってこない生徒が大半でした。。(笑)



初めは他の生徒たちが宿題をやってこないことにびっくりしました。



先生が「なぜ宿題をやってこないの?」と生徒たちに問いただすと、

みんな決まって「どうしてもやる気になれなかった。」とか「ごめんなさい!やるべきことが他にあって、この宿題は間に合わなかった。」と自信を持って先生に言っていたのを覚えています。


そういうクラスメイトたちの答えに、先生は理解を示し「他にどんなやるべきことがあったの?」と宿題をやってこなかったことよりも個人の生活に興味を示していました。



あれ…それで良いんだ。。。?

と率直に思ってしまった。




そういう状況が何度もあり、だんだん私の中の概念が揺らぎ始めました。


「宿題ってそもそも何のために出させるのだろう?」

「誰のためにやっているのだろう?」

「自身のやるべきことって誰が決めるのだろう?」


そういう考えが他にも沢山頭の中を駆け巡り、、

一時期よく期虚無感を感じることがありました。




それだけ自分がやってきたことや信じてきたことが、いとも簡単に周りの人々の概念を超えた行為や考えで揺れ動いてしまうことに、情けなさを感じていたのを今でも覚えています。




クラスメイトたちは、宿題よりも自身に今何が必要で何をやらないといけないのかをしっかり考えていたんだろうと今では痛感します。そういう応用的な部分が自分よりもはるかに長けていていたと感じました。




ルールや概念は、

一度その型にはまってしまうと抜け出すことが難しい。

けれど、抜け出せないわけではない。



こうして当時のことを思い出してみると、

当時感じていたことは今にも通ずることだと強く感じました。




はい!今回はここまでにします!




次回は、アートの授業で感じた「自由に創ることの難しさ」について書いてみようと思います!


いつも最後まで読んでくださりありがとうございます☆

また来週お会いしましょう٩(ˊᗜˋ*)و ♪