39日目
自分自身を見失う
みなさんこんにちは、そしてこんばんは。
最近は、名古屋での個展の準備で日々忙しくさせていただいています。会場では、ポストカードとステッカーの販売を予定しています。いただいたお金の80%はオレンジリボンへ寄付します。
今回の個展が、なんらかの形で将来への架け橋となるように、頑張ります!
では、今回のブログに参りましょう。
前回に引き続き「イギリス生活1年目」を思い出しながら書いていきたいと思います。
【 透明人間 】
オックスフォードでの生活に慣れてきて、一緒に遊ぶ友達も沢山できてきた頃。
周りは相変わらずはちゃめちゃ状態で、今までに経験したことがない信じられない出来事も自分にのしかかってきました。 人種差別や見た目の偏見といったことはもはや自分にとって「普通」になってきて、
まるで感覚が麻痺したかのように、当たり前に感じ始めていました。
なぜなら、それらは日本でも経験があったから。だと思います。。
それとは対照的に、今までに経験したことがないことがどんどん自分の身に降りかかってきました。
盗み
違法行為
友人の不倫
性の悩みを抱える友達
身近で起きた警察沙汰の事件
ギャング
お金の貸し借り…
周りで起きていること、自分が巻き込まれていること、どちらにせよ
自分だけでは抱えきれないことが起きすぎて、
何が正しくて、何が間違っているのかの判断もつかなくなり、
イギリスに行く前に持っていた意志が簡単に、崩壊して行きました。
授業も、行く意味を感じなくなり、休むこともありました。
先生からは鬱だと言われ、精神科に行くように勧められたり、、(笑)
今思い返してみると、正直、自分がどういう姿だったか鮮明に覚えていません。。
それほど当時は、自分を見失っていました。
でも、それが語学学校では「普通」のことで、
みんな、それぞれ悩みがあり、抱えているものがあり、
私だけが苦しんでいるなんて、声をあげて言えませんでした。
後で当時の同級生と当時のことを話していて気づいたことではありますが、
語学学校は「国の教育の違い」を直で経験できた貴重な環境だったし、
私も、同級生も、その小さな社会で生きぬこうと必死だったのだと思います。
はい!今回はここまでにします!
次回は、だんだん落ちぶれていった自分を思い返すのは、あまりいい気分ではありませんが…、そこからの学びも沢山あったので、その学びを次のブログでも書いていきたいと思います。
いつも最後まで読んでくださりありがとうございます☆
また来週お会いしましょう٩(ˊᗜˋ*)و ♪